副所長(共同利用研究部門)

臨床共同研究センターは、臼井正彦理事長らにより臨床医学のより良き発展を目的として平成25年に開所されました。これまで多くの先生方、職員の方々に支えられ、最新機器の導入、P2実験室としての申請、技術員のスキルの向上など、ハードソフトの両面から施設の拡充を図ってまいりました。お陰様で、佐藤永一先生が管轄される病理画像センター、また私どもの細胞・分子センターともども多くの先生方にご利用いただけるようになりました。詳細は平成28年度 年報の56ページをご覧ください。さらに、昨年度より発足した基礎医学共同研究センターも、稲津正人先生のもと、電子顕微鏡だけでなく御苑キャンパスの各教室が所有する機器の有効利用に向けた大きな一歩が踏み出されました。

 臨床共同研究センターは、これまでの基盤整備の時期を経て、細胞培養、病理標本の作成など、臨床の先生の研究の、いわば受け身の下支えをして参りました。今後は、佐藤先生を中心として開始された最新機器や研究手法の説明会、講習会、私の研究室の藤田講師の臨床家に対するゲノム編集技術の導入の試みなど、こちらから働き掛ける、すなわち能動的な共同研究センターの在り方への変貌を遂げられるよう、稲津先生とともにセンター教職員、一丸となって頑張って参りたいと存じます。    

 

医学総合研所 副所長 中島 利博  

副所長(研究部門)

 ご挨拶

  医学総合研究所は、東京医科大学の医学研究を発展加速するために難治性疾患研究センターを母体として、平成25年に設立されました。現在では、西新宿キャンパス、新宿キャンパスにある基盤研究部門と臨床共同研究センターを有し、活発な研究活動が行われています。さて、医学総合研究所のミッションは、東京医科大学の研究力の底上げです。本学の研究活動は、臼井正彦理事長、鈴木衛学長のリーダーシップにより、この10年間で論文数が着実に増加しています。また、現在、法人が主体となり次の100周年に向かうために「2015-2025中長期計画」として、教育、研究、診療、社会貢献、管理運営の5つ領域において大学全体として取組みを行っています。その中で、研究に関する領域は、医学総合研究所が重要な働きをしていかなくてはなりません。そのために、質の高い論文の発表とともに、共同研究施設として、多くの研究者に利用して貰うための研究センターでなくてはなりません。一方で、最先端の医科学研究を進めていくためには、人的な資源、財政的な基盤が大変重要な課題であります。そこで、大型の競争的研究資金の獲得も研究所の運営にとって重要です。人的な資源に関しては、若手研究者の養成があげられます。社会的な背景や臨床研修制度の導入により、医学研究者の減少が指摘されていますが、本学も同様の傾向にあります。若手研究者に活躍の場を提供し、研究をエンカレッジする施策も医学総合研究所の役割と考えています。そして、最終的な出口である社会に還元するための研究を、職員一同で行っていきたいと思います。

 

 医学総合研究所 副所長 黒田 雅彦 

部門紹介